会長挨拶

2018(平成30)年4月1日に、数年にわたる話し合いの末、事務局、幹事をはじめ様々な会員の努力により長年の懸案事項であったホームページ開設が実現しました。ぜひご覧になってください。これで、会員同士の情報収集、共有、交流の土台ができました。次は、内容を充実させていく段階へと進みます。

全国児童相談所心理判定員協議会は、1961(昭和36)年の厚生省(現、厚生労働省)全国研修会時に誕生しました。2005(平成17)年の改正児童福祉法施行にあわせた児童心理司への名称変更により2006(平成18)年4月に会の名称は、全国児童心理司会となりました。新しい名称となった会の出発には、全国児童相談所長会の会長であった梶山純一東京都児童相談センター長から会報に挨拶文をいただきました。現在、誕生から57年の歴史を重ねてきています。厚生労働省によると、2017(平成29)年4月1日現在、全国の児童相談所に児童心理司は、1,379名配置されています。昨年の4月1日現在は、1,329名ですから50名の増員です。強化プランの影響もあり、今後も更なる増員が見込まれます。

 本会は、北海道から沖縄に至るブロック幹事を地区代表として、係員から管理職にわたる児童相談所心理職の全国的な組織です。単一の児童相談所職員職種として全国から集い、職位に関係なく交流する全国組織は、おそらく本会のみであり、独自の存在価値を示しています。会の倫理は、会員それぞれ各自治体の倫理に基づいています。活動は、児童福祉業務の発展を期し、児童心理司としての資質の向上を図り、相互の連携を深めることが目的です。特に、資質の向上は、今後、今以上に求められていくものと思われ、相互の連携も一層必要となるでしょう。

 児童心理司への期待は、これまでにないものです。会員の支援を行うべく会の組織運営を確実なものとしていくためには、全国の皆様のご支援、ご協力がなくては成り立ちません。ネットワークを広げ、活動内容を少しずつでも充実させて、本会が日々の業務に身近なものとして役立つように努めてまいります。児童心理司の未来へ向けて、皆様のご支援、ご協力をこころよりよろしくお願い申し上げます。 

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                            会長 鈴木 清