活動内容
全国児童心理司会は、全国の児童相談所で活躍する児童心理司からなり、児童福祉業務の発展のため、児童心理司としての資質の向上を図り、相互の連携を深めることも目的とした団体です。
以下を主な活動内容としています。
1 会報の発行
2 研究、調査資料の交換
3 関係各機関との相互協力
4 その他必要と認める事業
児童心理司は、心理に関する専門的な知識と技術を必要とする支援を行う、児童相談所の専門職です。子ども、保護者等からの相談に応じ、診断面接、心理検査、観察等によって子ども、保護者等に心理診断を行うこと、また子ども、保護者、関係者等に心理療法、カウンセリング、助言指導等を行うことを職務としています。
児童相談所で働く、医師や児童福祉司をはじめとする他の専門職と相互に連携し、チームを組んで対応しています。
現在、注目されている児童虐待や劣悪な家庭環境の中で苦しむ子どもたち、非行や不登校、発達障害などで悩む子どもたちやその保護者等の心に寄り添い、心理面から支援する役割を担うのが「児童心理司」です。